川崎重工業は石炭火力発電所向けの灰処理設備2基を神戸製鋼所から受注したと11日に発表した。発電のために石炭を燃やした後に残る灰を冷やして運び出し、貯蔵する一連の設備。神戸製鋼が神戸製鉄所(神戸市灘区)の跡地に建設する石炭火力発電所に納入し、2021年度に1基目、22年度に2基目の稼働を予定する。

  川重は灰処理設備の設計、施工、据え付けを一貫して請け負う。電気集じん機で集める排ガス中に含まれる灰(フライアッシュ)と、ボイラーの底から排出される灰(クリンカアッシュ)の両方を回収し、貯蔵施設まで運搬する。集めた灰を水で冷やさない乾式処理方式を採用(図=川重の発表資料より)。川重は国内で唯一、乾式処理方式の灰処理設備を製造するという。

 今回の受注額は発表していない。川重は同様の灰処理設備を神戸製鋼が2002年に建設した神戸発電所(神戸市灘区)にも納入。乾式の受注実績は今回で12基になった。 

 

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